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第7回日本音楽家医学研究会へ行ってきました

time 2017/11/04

第7回日本音楽家医学研究会へ行ってきました

【第7回日本音楽家医学研究会へ行ってきました】

 

昨日はボディチャンスで順子さんの授業へ出た後、日本音楽家医学研究会へ行ってきました。

 

 

場所は東京大学

 

実は東京大学へ行くのが始めてで、ちゃんと研究会のホールまで行けるか?心配でした(笑)

 

しかし駒場東大前で降りると、この研究会へ誘ってくれた、クラリネット奏者・アレクサンダーテクニーク教師の有吉尚子さんにバッタリ。一緒の電車だったようで、一安心しました(o^^o)

 

大学内の銀杏並木が美しく、2人で写真を撮って楽しみながら会場の建物まで歩いていきました。

 

研究会のプログラムは

酒井直隆先生の「音楽家医学とその動向」

古橋寛子先生の「演奏中に口の中を覗いてみたら-cine MRIで探るトランペット演奏中の口腔内動態」

鈴木 俊先生の「ヴァイオリン・ヴィオラ奏者特有の有痛性左上肢障害とその対策」

佐野和史先生の「手外科を受診するアマチュア演奏家の障害について」

二村吉継先生の「歌手における咽喉頭の歌唱調節と歌唱障害の診療」

三浦哲郎先生の「リズミカルな身体運動に潜む引き込み現象」

 

5人の演者とのディスカッション

 

 

音楽家はスポーツ選手と違い、外科的な怪我があまりないため、なかなか病院を受診することが少ない。

特にアメリカなどは医療費が高いので、少しの痛みがあったくらいでは病院を受診することはないそうです。

それに比べると日本は保険医療制度がしっかりしているので、早期に病院を受診する機会は多い方だと話していました。

ぜひ日本で音楽家医学の研究を進めていきたいと話していらしゃいました。

また患者さんが練習のし過ぎと話していても他に病気が隠れていないかを考えて治療を進めていくという話を聞いて、私たち演奏家にとってはとても心強く感じました。

 

今回はトランペットをご自身でも演奏される古橋先生のお話を聞きたいと思って参加しました。

 

先生は「管楽器の演奏を科学の力でサポートしていきたい」と話していました。

 

奏者でもあり医師でもある方がどういうアプローチで研究していくのか?これから研究していくのか?とても興味のある内容でした。

 

他の先生の体格に合っていない奏法による障害について、喉頭ファイバースコープ・ストロボスコープで歌唱発声時の咽喉頭の例を見られたこと、リズミカルな身体運動時の引き込み現象に起きる動きの差など、いろんな研究を聞くことができました。

 

今回の研究会へ行って、身体の構造に合っていない、無理な身体の使い方をして痛みがあったり、楽器の上達にブレーキをかけている人には私が学んでいる「アレクサンダーテクニーク」が役立つと改めて感じました。

 

来年もこの時期に開催されます。

入場無料ですので、興味のある方はホームページをぜひチェックしてみてね。

ホームページはこちら

 

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