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調子を上げて本番に向かう練習

time 2018/09/04

調子を上げて本番に向かう練習

子供も大人も伸び盛り‼

自分史上最高の音が出て

今よりもっと音楽が楽しくなる

ホルン奏者・管楽器コーチの手塚由美です。

 

 

本番前の練習でどんどん調子を上げていく人

どんどん調子が悪くなる人

何が違うのでしょうか?

 

あなたは本番直前

どんな練習をしていますか?

 

出来ないところ潰しの練習していませんか?

 

ミスがなくなるまでがむしゃらに

練習して上手くいっているでしょうか?

 

上手くいかないまま

何回も何回も練習するのは

上手くいかない癖をつけているようなもの

です。

 

具体的な練習があるからこそ

本番に使える。

本番直前にどんな練習をするか?

 

体に覚えこませる練習はもう古い

 

演奏会直前のピアノの生徒さんが

実際にレッスンにいらっしゃいました。

 

生徒
こんにちは

 

由美
こんにちは

 

生徒
実は演奏会があるのですが…

曲の出だしのところが上手くいかないんです

 

由美
出だしのところですね。

その部分はどんな練習をしていますか?

そして具体的にどうなったらいいと思っていますか?

 

生徒
何回も何回も繰り返し

体に覚えこませるくらい練習をしていますが難しいです。

左手の出だしをもっといい音で大きく鳴らしたいです

 

由美
わかりました。

では、はじめのところから弾いてみてください

 

 

弾いているところを見ると

ピアノと椅子の距離感は良さそうでした。

 

楽譜に書いてある音(鍵盤の)移動を考えると

私には左へ動く胴体の動きが右への動きより

少なく見えました。

 

うん、左手が弾きづらそう…

 

ピアノで大きな音を出すには

鍵盤を速く下ろしたいのです。

 

股関節から胴体を左に動いたら

腕がもっと動きやすい!と思いました。

 

 

由美
今より思い切って自分全体が左へ動いてから弾き始めたらどうなるかな?

 

動くために自分の股関節を生徒さん自身に

触ってもらい確認。

 

ー新しいやり方を実験してみましたー

 

 

生徒
ん?弾きやすい!

 

頭から脚までの自分全体と思うことで

必要な関節動き、動きが途切れることなく

左の鍵盤へ腕がスムーズに動きました。

 

生徒さんは望む音を出す技術は持っていますが

体に覚えこませるような練習をしていたら

望む音はなかなか出ません。

 

望む音を出すために

練習する度に新しいやり方を選ぶ必要が

あります。

 

上手くいった手順を意識的に練習すると

本番でも使えます。

 

由美
他にも気になるところはありますか?

 

生徒
外しやすいところがあります

 

由美
ではそのあたりを弾いてください

 

 

ーまず1回弾いてもらいましたー

 

 

由美
今日は弾きづらい?

 

生徒
弾きづらい…

 

私には腕の動きが手首で止まっているように

見えました。

 

由美
次はいつもより手首が動いてOKだと思って

もう一度弾いてみましょう

 

ー今までやってみたことを全部使って弾いてもらいましたー

 

 

生徒
音も外れないし楽です、音もきれいになりました

 

手首を柔軟に動かして弾いてみると

外しやすいところもクリアできました。

 

 

手首を安定させて…

という指導を聞いたことがあります。

安定させるのと動きがないのとは

違います。

固めたら動きづらい…

 

なぜなら手首には

筋肉を通す筒のようなものがあります。

手首が固まっていたらその中の筋肉の動きを

止めてしまいます。

 

感覚だけでは上手くいかない

 

練習は回数だけでは上手くいきません。

練習ではできたのに…と悩んでいる人は

感覚を頼りにしている傾向があります。

(私もそうでした)

 

本番は練習とは別のもの。

感覚だけを頼りにするのは難しい。

 

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レッスン後

生徒さんは自分の演奏を

観察⇨分析⇨実験を繰り返し

本番まで新しい練習のやり方をされたそうです。

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まとめ

 

緊張しないようにとにかく何回も練習する!

と思っている人も多いです。

しかし、本番に緊張することで

いつもより上手くいくこともあります。

緊張しないように

ただただ、がむしゃらに練習していたら

もったいない。

 

生徒さんは暗譜に不安があったため

本当は暗譜できているにもかかわらず

自分の演奏を疑って追い込み

体に覚えこませるような練習を

していました。

 

ただその方法は自分の体を固めるだけで

かえって弾くにくくしていました。

 

体に覚えこませるような古い練習は

やめよう。

自分の表現したい音楽のために

試したいことを

練習でどんどん試してみよう

 

生徒さんは演奏会で新しい経験をして

さらに上達モードに入りました。

今度のブログは

生徒さんが本番で学んだことを

書きます。

 

それではまたね♪

 

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