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ホルンの音程を合わせるコツについて

time 2018/07/11

ホルンの音程を合わせるコツについて

こんにちは。

 

子供も大人も伸び盛り‼️

自分史上「最高の音」を目指して

今よりもっと音楽が楽しくなるレッスン

管楽器コーチの手塚 由美です。

 

 

先日のホルンのレッスンで

生徒さんが「音程が取れない所があって悩んでいる」

と話してくれました。

学校の指導者から

テンポがゆっくりに変わるところの音程が悪い

と言われたそうです。

 

生徒さんは「耳が悪いのかな…」

落ち込んでいました。

今回はレッスンで生徒さんと試して

よかったことを書きます。

 

 

音程が取れない時に試したい3つのこと

 

①音程を確かめるために歌ってみる

 

この場合の歌は声楽の人のような

キレイな声で歌う必要はありません。

歌ってみましょう。

 

歌ってみて音程が取れていなかったら

楽器でも音程は取れません。

実際 生徒さんに歌ってもらうと

音が跳躍するところが不安定でした。

 

そこで、跳躍する音の間を音階で

上がったり、下りたり、

繰り返し歌ってみました。

 

音階で歌う時はだんだん安定していました。

 

そのあと、私は生徒さんに質問しました。

私「2つの音はいくつ離れているかな?」

生徒「6つ」

私「6度離れているんだね」

 

音程とは

音と音の隔たり、距離、幅、

インターバルのことです。

2つの音がどれくらい離れているか?

を表す度数は音楽を演奏する上で

とても大切な目盛りです。

 

 

私がピアノを弾き、音を聴きながら

1度、2度、3度、4度、5度、6度と

歌って確認しました。

 

次に歌う時は6つ離れていることを意識して

歌ったら、音程も声も良くなりました。

 

②ホルンでも①を試し、技術の確認

すでに歌ったことで音程は理解しています。

ホルンでも①でやったことを試します。

次はホルンで音程を変えるためにやっている

技術的なことを確認していきます。

 

ホルンは音程を変えるために口周りの筋肉を

使います。

楽譜通り吹いた時と音階で吹いた時の違いを

見つけていきました。

 

私はこんな質問をしました。

私「この音を吹く時、どんなことを意識してる?」

生徒「口を緩める」

この「緩める」という言葉は

脳にとって理解が難しい言葉です。

 

なぜなら筋肉は縮むことしかできません。

 

それよりこの音を出すのに

どのくらい筋肉を使う必要があるのか?

いろいろ考えて試していった方が

いい変化がありました。

 

この生徒さんの場合は6度の音程

「アンブシュアは同じくらいでOK」と

考えてみたら上手くいきました。

 

アンブシュアフランス語: embouchure[ɑ̃buʃyʁ]英語発音: [ˈɑmbəʃər, ɒmbʊˈʃʊə])とは、管楽器演奏者が、楽器を吹くときの口の形およびその機能のことである。演奏者の口(または唇、舌、歯、顎、頬、鼻腔、咽喉など)がある特殊な機能を持たされた状態を指すということもできる。呼吸法と並んで、管楽器奏者が身につけるべき最も基本的かつ重要な技術であり、ピッチ(音高)、音色、音域の跳躍などをコントロールするためには、楽器に応じた適切なアンブシュアを身に付けなければならない。

ウィキペディアより

 

③音程だけ合っても音楽にならない

音楽は音程が合っていたらいい訳ではありませんね。

どんな音色、どんな音量で吹くか?

実は音程よりも大切なことは

たくさんあります。

 

今回は音程を考えて吹いただけで

上手くいきましたが、場合によって

調性(ハ長調やイ短調など)を考えて

練習したり、リズムについて考えたり

楽譜から音符だけでなく、行間の音楽を

読み取ることも演奏に必要なことです。

 

生徒さんの耳は悪くなかった!

耳を使うコツを知ったら

自分でちゃんと合わせられる

いい耳でしたよ。

演奏する技術と演奏に必要な聴く力も

一緒に育てていけるといいですね。

 

 

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参加費  8000円

定員  6名

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お問い合わせ

yhr764yumi@gmail.com

お申込みはこちら

もうすでにお申し込みいただいています。

残席2名

興味のある方はお早めにお申し込みください。

 

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