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速いフレーズを練習する時に

time 2017/08/22

速いフレーズを練習する時に

速いフレーズ→難しい→できない
となってしまう生徒さんのレッスンから
「難しい」を分解するレッスンをしました。

 

分解していくと、上手くいっていることと
まだ上手くいっていないことがわかり
なんだ「こういう練習すればいいんだ」と
難しいフリーズに対する意識が変わりました。

 

「難しい」を分解していくと「難しい」と思っていた壁を自分でのりこえて行けますよ。

 

 

今日のテーマは
「速いフレーズを練習する時に」です。

 

ゆっくりのテンポから練習して、だんだん速いテンポにしていけば上手くいきますか?

 

 

上手くいかない人には
難しいの分解作業をオススメしています。

 

【難しいフレーズを練習する時に試してみたい事 6つのこと】

 

①ドレミで歌う

②指の動きだけ練習する

③歌いながら指を動かす

④ピストン、レバーを動かしながら歌う

⑤息を流しながらピストンやレバーを動かす

⑥楽器でゆっくりから吹く
いきなりインテンポにして吹く

 

試してみたい
6つのことを少し解説します↓↓↓

 

①ドレミで歌う

 

なんだこんなこと❓
って思うかもしれませんが、
まずやってみましょう。

 

ドレミで歌う時のポイントは
音階で動いているのか、跳躍しているのか
どのくらい跳躍しているのかなども考えて
歌うことです。

 

楽譜を見る時に少し譜面台を離して
みましょう。
楽譜に集中するあまり、視野が狭くなっているかもしれません。

視野を狭くすることが
集中する事ではありません。

 

楽譜以外の周りの物が見えているくらいが
体が動きやすく、呼吸もスムーズに
指もスムーズに動きます。

 

②指の動きだけ練習する

自分の手のひらの上で楽器で動かす方の
指だけ動かしてみましょう。
これはピストンやレバーを
押すという作業を抜いた練習です。

指はどこの関節動きやすいか?
思い出してみましょう。
手のひら側で見たら
関節は生命線のあたりです。

 

③歌いながら指を動かす

①+②をやってみましょう。
上手くいきましたか?
①と②を別々にやった時と
何か違いはありますか?

指を動かす時は目で見て確認する事が
役に立たちます。

 

④ピストン、レバーを動かしながら歌う

ここでやっと楽器の登場です(笑)

ここではピストンやレバーを動かすのに
どのくらいの力を使えばいいのかを
試してみましょう。
以外と少ない力でピストンや
レバーは動きますよ。

 

⑤息を流しながらピストンやレバーを動かす
(音は出さない)

 

早く音を出したい気持ちはわかりますが、
私たち演奏者は音にとても敏感に反応します。
もちろんその技術は素晴らしいことですが、
思っていない音が聞こえると息を流すのを
やめてしまったり
必要以上にピストンやレバーを
押してしまいます。

ピストンやレバーが戻ってくるのは
楽器の仕事です。
演奏者のやる事は押す。
押すのを止める。
シンプルです。

 

⑤でやりたい事は頭で鳴っている音と
指で動かしたピストン、レバーの動きを
マッチさせることです。

 

息が流れる前にピストンやレバーが動いて
管の長さを切り替える必要があります。
管の長さを変えるためにピストンや
レバーを動かすと思ってみてください。

 

現実にピストンの中やロータリーの中
を思うと体は必要な動きをしてくれます。

 

⑥楽器でゆっくりから吹く
いきなりインテンポにして吹く

 

2つのパターンを比べてどんな違いがあるか?
実験します。

難しいを分解してみたら
できていることもハッキリ確認できます。
漠然と難しいと思って練習していたら
損しちゃう❣️

 

☆最後の仕上げにもうひとつ

息を鼻から吸って吹いてみる‼️

コレは今 私のお気に入りのやり方です。
ウソでしょ〜
っていうくらい上手くいきます。
(舌も動きやすく、息も楽なんです)

やった事ない方はぜひ試しください。

 

それではまたね♪

 

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