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緊張して凍りつくのは多重迷走神経

time 2017/08/12

緊張して凍りつくのは多重迷走神経

緊張して凍りつくの多重迷走神経

 

緊張して頭が真っ白になった経験はありますか?

今日はそんな時に身体で起きていることを知って、抜け出す方法を書きます。

まず多重迷走神経って何?と思ったあなた‼️

私も多重迷走神経ということばをアレクサンダーテクニークを、学んでいるボディチャンスの授業で初めて聞きました。

多重迷走神経

 

スティーブン・ポージェスによって
多重迷走神経理論(ポリ・ヴァーガル理論)
が提唱され、注目されています。

ポージェスは従来、副交感神経として
分類されていた神経を腹側迷走神経複合体、
背側迷走神経複合体とその他に分けています。

腹側迷走神経複合体、交感神経、
背側迷走神経複合体の機能について
次のように説明されています。

背側迷走神経  もっとも古い

 

消化・吸収・排泄・睡眠
深い瞑想・凍りつき
(魚類・ハ虫類まで)

交感神経  2番目位に古い

 

逃げるか、戦うか
(逃走・闘争)

腹側迷走神経  もっとも新しい

 

哺乳類が発達させた 社会性。定位反応
私たち哺乳類は進化の過程で、群れをつくり
社会性を担う神経(腹側迷走神経)を発達させて他者と共存し生き残るという戦略を取りました。

私たちが緊張し過ぎている時には
背側迷走神経が優位になっているから固まるのだと思います。

【アレクサンダーテクニークの授業の中で学んだ凍りつきから抜け出す方法】

凍りつきが起きている時①〜③の
腹側を使うことで背側から抜け出ることが
できます。(背中からお腹側へ)

①五感を使う
現実を見ることで悲観的イメージをやめられる。

②頭や首を使う
アレクサンダーテクニークを使う
首・顔の表情筋を使う

③好きな物を言い続ける
肯定的な緊張にするために好きな物に注目する

①〜③はどれも腹側を使って行うものです。

私の大人のあなたもまだまだ伸び盛り‼️5回シリーズの講座でも①〜③まで
参加者のみなさんと試してみました。

みなさん からの感想は普段とは違った
「いい緊張になった」ということでした。

緊張することが悪いのではなく
緊張し過ぎて体が勝手に急ブレーキを
かけてしまうのが困るんですよね。

緊張を味方につけて演奏をもっと楽しもう❗️

それではまたね♪

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