2022/12/18
この記事の目次
レッスン会参加者の声(ホルン奏者)
一般団体で演奏するホルン奏者の方、アレクサンダーテクニークに興味を持っていただきご参加されました。
Yさんは吹き続けていると最後の頃は高音が出ない、緊張すると長いパッセージの息が続かないということに悩んでいました。
また、ホルンを構える時の小指に痛みもあって、辛いということでした。
アマチュア女性ホルン奏者 Yさんの感想
♪レッスンに参加して、より納得・理解できたことや、学びが深まったと感じられことはありますか?
演奏後の違和感や痛みは身体からのメッセージというのが腑に落ちました。
身体を正しく使うと音が確実に良い方に変わると実感しました。
♪手塚由美はどんな印象でしたか?
先生のお人柄のおかげで、普段何気なく感じている演奏上の悩みを気兼ねなく相談することができました。
♪このレッスンはどんな人にオススメですか?
演奏する時に困っていることがある”人は目から鱗が落ちる体験ができると思います。
レッスンの様子
いきなり呼吸のレッスンから始めることもありますが、今回は椅子に座るところからレッスンをスタートしました。
Yさんこんにちは。
初めまして手塚由美です。
今日のご相談はどんなことですか?
ホルンを吹いている時に左の小指が痛くて辛いんです…
では吹いているところを見せてください。
♪演奏♪
構えているのを見せてもらいましたが、もしかするとホルンを真っ直ぐ構えていたのが痛みの原因かも?
ホルンを真っ直ぐ構えないんですか!
ホルンは左右非対称の腕の動きが必要な楽器です。また、呼吸の邪魔をしないように椅子に座って欲しい
トランペットは左右の手、どちらも体の前にして楽器を構えますよね。
ホルンは左手は前、右手はベルの中に手を入れるため横後ろにあることが多いのです。しかし、腕を後ろにすることで肋骨の動きを止めてしまう可能性があります。
呼吸の邪魔をしないために、ホルンのベルを持つ右手が体の前へ持ってきてからマウスピースを口の方向へ動かします。頭もマウスピースの方向へ動かします。
(頭を回すときの頭の高さは耳穴の高さで左を向く感じ)
このように構えると、かなり左を向くことになります。その後、椅子自体を右へ角度をつけて置き、角をまたぐようにして座ります。
今練習したようにホルンを持ち上げてから左を向いて、さぁ吹いてみましょう〜
♪演奏♪
アレ?全然痛くない!
すごく楽です。えっスゴイ!
このあと、アンブシュアについてもレッスンして高音もバッチリ演奏され「楽に演奏できちゃったんだけど〜」と何度も嬉しそうに話されでしいました。
レッスン後も「合奏での練習が楽しみ〜」と軽やかに帰っていかれました。
アレクサンダーテクニークのレッスンでは人間の構造と機能を元に自然な無理のない奏法などを提案しています。
あなたが本来持っている力が出せるようにサポートするレッスンです。
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