今年もトミー・トンプソンがやってきた

スーパーアレクサンダーテクニーク教師

トミー・トンプソンがボストンから

来日しました。

 

私は毎回トミーの個人レッスンを受けています。

その中で思い出に残っているレッスンを

紹介します。

トミーのレッスン

 

私はR.シュトラウスのホルンコンチェルト

第1番の2楽章をみてもらいました。

 

音の発音と表現したいことがあるのに

上手く表現できないのが悩みでした。

まずはホルンを持って立っているところから

ワークが始まりました。

 

自分の身体を支えるバランスが前過ぎて

楽譜に近づく時に自分のバランスを

失っていました。

 

トミーの手にガイド(ハンズオン)されながら

今までで一番出したい音色で演奏できました。

 

トミーの言葉

 

楽器を構える時に

マウスピースはあなたの唇の方へ

音楽も楽譜からあなたの方に来る

全てはあなたの方にやってくる。

あなたの中に演奏という体験がある。

 

以前の習慣から離れ

自分はこうであるという定義を保留し

別の新しい体験、新しい選択肢を得ました。

 

マウスピースは楽器への入り口

楽器全体が私の一部になる体験。

 

楽器との関係性がこんなにしっくりきたのは

初めてで驚きました。

 

それまでにも海外教師の

個人レッスンを受けてきましたが

トミーのレッスンは他の先生とは全く違う

アプローチで衝撃的でした。

 

レッスンの最後にトミーは

あなたはキスをする時

彼の唇にするけど

唇は彼という存在の入り口だよ

ホルンのマウスピースも同じことさ！

と言われて通訳の方とウケまくっています。

楽器との関係性がしっくりきたことから

最後はこんな話になりました(笑)

 

お知らせ

4月28日(日)宇都宮にて

呼吸講座を開催します。すでに講座の前の

個人レッスン枠は満席

講座の受講生 残席5名 聴講生 残席8名となりました。

ご興味のある方はお早めにお申し込みください。