2022/12/18
![ホルンの後打ち問題!](https://tetsukayumi.com/wp-content/uploads/2019/10/2D835A7B-CC65-420F-96C5-19ECF57C8B4E.jpeg)
大人のあなたもまだまだ伸び盛り‼️
自分史上最高の音が出て
今よりもっと音楽が楽しくなるレッスン
ホルン奏者
アレクサンダーテクニーク教師の
手塚由美です。
なんかつまらない後打ち
先日、生徒さんは
マーチなどの後打ちが無表情で
棒読みのように吹いてしまうのが悩み…と
話してくれました。
今回は表現と実際の練習について書くことにします。
![](https://tetsukayumi.com/wp-content/uploads/2019/10/8CC257AA-1308-415B-9625-8256F3A40F1C-768x1024.jpeg)
私もホルンを始めたばかりの頃は
メロディーのある楽器がうらやましかったです(笑)
しかし、私たちがホルンがいてこそ
マーチは成り立つ!と思ってから後打ちも
楽しいと思って「ッタッタ♪」と吹いてます。
メロディーの役目
メロディーを吹いている時には感じない
モヤモヤが生徒さんにあって
表現したいけど何か
上手くいっていないようでした。
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例えば今から演奏する曲のストーリーを
白雪姫のお話としましょう
![](https://tetsukayumi.com/wp-content/uploads/2019/10/430ED435-D60F-4B79-A96B-1310FE2245C9-1024x768.jpeg)
森で7人の小人と暮らしているシーン
だとしたら
白雪姫が切り株に座って歌う(メロディー)
小人の歩く動き・仕事の様子(対旋律)
森を表現する動物や風を表したり(ハーモニー)
背景を表現することで
白雪姫が森で楽しく暮らしていることが
よくわかります。
白雪姫の様子がより引き立ってくる。
もしメロディ以外が
海っぽい感じの音楽を表現していたら…
えっ!本当に白雪姫?アリエルもあり得る?(笑)
って思ってしまいますよね
![](https://tetsukayumi.com/wp-content/uploads/2019/10/FBA86655-8375-4FAC-B383-82893C9A6195-1024x768.jpeg)
白雪姫のメロディーだけでは
どこで何をしているのかわかりません。
メロディーだけでは音楽は進んでいかない。
メロディー以外の人の役目って大きいです。
後打ちがつまらない時
ホルンでハーモニーや後打ちをしている時に
次にどんな風に物語を進めていくのかを
考えてみて。
白雪姫がこのまま楽しい時間を過ごしているのを表現するのか?
継母が近づいてきて、こっそり木の影から見ているのか?
それを音で表現するとしたら…
ちょっとだけ緊張感を出す和音へ
クレッシェンドして進んで行くのか?
安定した和音のままいくのか?
あるいはディミニエンドしていくのか?
ハーモニーを担当する人の役目は大きいです。
![](https://tetsukayumi.com/wp-content/uploads/2019/10/81C2DC4C-CA74-42C7-B574-AAA533B6027C-1024x768.jpeg)
たとえ同じ音が続いたとしても
どの音に向かって盛り上がっていくのか?
だんだん落ち着いていくのか?
いつも変化しているはずです。
後打ちは躍動感
特にマーチの後打ちは軽く!と言われます。
もともとマーチは行進曲・歩くための曲
前へ進んでいく曲
躍動感を出すための練習として
音を短く切るから躍動感が出るのではなく
四分音符でも前に進む躍動感を出せているか?
試してみてください。
①全部四分音符で吹いてみる
②全部八分音符で吹いてみる
③楽譜通りに吹いてみる
四分音符と八分音符では長さも違うけど
音の重さも変わってきます。
八分音符→後打ちとする事で
フレーズのつながりも感じられ
自分が音楽を進めているのがわかると
面白くなってきます。
きっとあなたも後打ちが楽しくなりますよ!
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アレクサンダーテクニーク
超実践ベーシックレッスン
10月27日(日)18:00〜20:30
宇都宮市河内地区市民センター
![](https://tetsukayumi.com/wp-content/uploads/2019/09/D54E2E2E-6042-45FB-812C-7BDC7D93FAB4-724x1024.jpeg)
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