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ホルンレッスン・アレクサンダーテクニークレッスン栃木・東京

呼吸についてのアップデートをしました

time 2018/06/19

呼吸についてのアップデートをしました

子供も大人も伸び盛り‼

自分史上最高の音が出て

今よりもっと音楽が楽しくなる

ホルン奏者・管楽器コーチの手塚由美です。

 

6月のアレクサンダーテクニーク定期講座

大人のあなたもまだまだ伸び盛り

音楽を演奏する大人のための

「もっと上手くなる講座」

おかげさまで無事終了しました。

 

今回はテューバ奏者の方と

クラリネット奏者で法螺貝も吹く方

 

講座は先月の音楽を演奏するヨガクラスの

復習から始まりました。

 

 

私たちの脊椎まわりには

たくさんの筋肉がついていて

私たちの体を支えています。

 

 

軸をゆっくり動かして

自分全体の動きを観察していきました。

はじめは「よくわからない…」と言いながら

動かしていましたが、お二人それぞれに

「ああ!」という体への気づきが

ありました。

 

軸、腕、脚を声を出しながら動かして

ハードなことをやったわけではありませんが

じんわりと汗がにじんできました。

 

演奏前の体のウォーミングアップにも使え

ます。

 

続いてアクティビティへ

テューバ奏者のMさん

小柄な女性です。

楽器の持ち方・構え方を今の自分に

フィットさせたいということでした。

 

重い楽器を支えながら

自分のアンブシュアモーションを行うため

いろいろ実験していきました。

 

まずどうやって椅子に座るか?

「演奏中にだんだん踵が浮いてしまう」

ということが起きていました。

 

楽器との関係性を脚の先で調整するのは

負担が大きいので(だってテューバだもの)

他の所で出来ないかな?と試していきました。

Mさんにとって良さそうな所が見つかりました。

 

そして楽器を構える時に

体の前面で支えているように見えてので

背中側の腕の筋肉にも参加してもらうように

楽器を持ち上げる所から試してもらいました。

 

 

Mさんが「アレ?今までしらなかった部分が

動いた!」と目を輝かせて言ってました。

 

そうなんです。

私たちの体はいつも慣れた筋肉を使うので

忘れられてあまり動きに参加していない

筋肉もあるんです。

 

マウスピースと唇の密着が増え

Mさんの音がさらに響きました。

 

 

続いてクラリネット奏者のHさん

Mさんのレッスンを見ていて

アンブシュアモーションにとても興味を

持ったようでした。

 

お手本に法螺貝を吹いていただきました。

 

法螺貝は口のホントのホントの端っこに

マウスピースをあてます。

(マウスピースと呼ぶかわかりませんが)

私も吹かせてもらいましたが

唇の真ん中を振動させてしまい

なかなか基本の音が出ませんでした。

しかし何かやっているうちに

コツがつかめました。

 

テューバ奏者Mさんも

法螺貝に挑戦(*´∀`)♪

 

アンブシュアモーションを行うため思ったよリ

腕を使って楽器とのセッティングを変えたり

自分自身の頭でも調整していました。

 

法螺貝、難しいです(汗)

 

 

Hさんは法螺貝を吹く時に

スタミナがなくなると話してくれました。

そこで独特の持ち方をする時から

自分自身の体の使い方を観察しました。

 

 

いろいろなアイデアを実験していくと

「あっ、法螺貝の師匠にも同じようなことを

  教えられました!」

 

観察して実験してみえてきたわけで

私は山伏ではありませんよ(笑)

 

 

先生が言っていたことの意味が

スッとHさんに入った瞬間でした。

 

Hさんの演奏する時の動きが変わり

音量が増えました。

 

 

人間は慣れたやり方を好むので

ほっといたら前のやり方を選びます。

新しいやり方を毎回選びなおすのは

練習が必要なんです。

また実験して実験結果を教えてください。

 

 

 

今度はクラリネットについて

「腕の力みをなんとかしたい」

話してくれました。

私も経験があるのでわかります。

力みをなんとしようとしても

なんともならない(汗)

 

 

そんな時

必要な力を必要な時に体全体を

いつでも使えるようにしておくのが

ポイント。

 

 

まず腕の仕事は?

楽器を持ち上げる、安定させること

息を吐くことには使えない(笑)

当たり前なんだけど、意外と腕で吐く動きを

している人いますよ。

 

 

吐く時は上方向に動き(内臓たち)

肺から息が出ていく仕組み。

 

ここら辺がごちゃまぜになっていると

吸ったり、吐いたりが大変。

 

 

そしてHさんの目の使い方にも

レッスンしました。

 

目の使い方は

脳の使い方につながっています。

重要なポイントなので

ゆっくり視線を動かして頭がついていく

体全体がついていくと思って吹いてみました。

 

一瞬で響きが変わって面白かったです。

 

 

 

最後に呼吸のおさらいをしました。

 

吸うための筋肉と

吐くための筋肉を区別すること。

 

腹筋の長さを思い出して吹いたら

いつもよりパワフルに吐くことができました。

呼吸って奥が深い

そして面白い♪(´ε` )

 

講座の後のお茶会も楽しかった(*^◯^*)

 

次回は7月15日(日)13:15〜16:15

宇都宮「暮ら箱」にて開催です。

「大人のあなたもまだまだ伸び盛り」
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