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ホルン奏者の指や口の感覚が繊細なのは当たり前のこと

time 2018/01/25

ホルン奏者の指や口の感覚が繊細なのは当たり前のこと

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ホルン奏者の指や口の感覚が繊細なのは当たり前なこと】

 

今日は脳のお話です。

 

あなたはペンフィールドのホムンクルスって

知っていますか?

 

上の写真はカナダの脳神経医

ワイルダー・ペンフィールドが

脳に電極当てて実験、提唱した説を

立体化したものです。

 

 

ちょっとグロテスク〜

 

 

こちらは↓↓↓立体にする前の脳の図です

 

 

 

 

「手」や「口」が胴体や脚などの

他の部分に比べて異様に大きいですね。

 

ホムンクルスのパーツの大きさが

そのまま脳の対応している面積の広さを

表しています。

 

 

人間の指先は物の繊細な凹凸を識別し

μm単位の加工をすることができます。

失礼ながらお尻には到底できない。

(お尻くんゴメン)

 

 

同じく敏感で繊細に動くのは、顔や舌です。

表情は感情に合わせて、さまざまに変化し

舌の繊細な動きによって、さまざまな声を

作り出しています。

 

 

人間には敏感な部分と鈍感な部分があり

敏感な部分には多くの神経があり

鈍感な部分には神経はまばらということです。

 

運動野では手・指が占める割合が大きいのは

手・指があらゆる日常生活に

使われるから。

 

多くの神経があることで

演奏などの非日常的な複雑な動きにも

対応することができるんです。

 

 

感覚神経では喉・舌・唇周りが

最も敏感です。

 

口周りは食べ物の入り口

生命維持にはかかわるから

当然といえば当然なのかも。

 

舌は温度・触覚・味覚などのセンサー

異物を感じて脳に知らせてくれる。

 

 

例えば歯に何か挟まった場合に

舌でなぞってみると

実際よりも大きく感じる経験

ありませんか?

 

舌は敏感なんですね。

 

 

こういうことを考えると

管楽器奏者がアンブシュアにこだわるのも

当たり前のことなのかもしれませんね。

 

 

いつもとマウスピースの位置をほんの少し

変えただけでも、凄く違和を感じますよね。

 

唇が湿っている方がいいとか

乾いている方がいいとか

こだわりを持つのもこのためです。

 

ピアニストがタッチにこだわるのも

同じこと。

 

ピアニストが好みの鍵盤の重さの調整などを

大切にするため、専属の調律師さんがいるの

もうなずけますね。

 

 

指や口は繊細な感覚を持っている

ということを知っていると

演奏会のリハーサルや本番で

さらに感覚が敏感に感じるようになっても

本番に向かって脳が正常に機能している

と落ち着いて考えられますね。

 

 

私たちは指や口の感覚が敏感なんです。

演奏する人はなおさらのこと。

このセンサーをどう使っていくか?

 

どう反応するか?はあなたが選べるところです。

 

今日は脳のお話でした。

それではまたね♪

 

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