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息が吐けなくて苦しい時の解決方法!

time 2019/09/28

息が吐けなくて苦しい時の解決方法!

 

子供も大人も伸び盛り‼

自分史上最高の音が出て

今よりもっと音楽が楽しくなる

ホルン奏者・管楽器コーチ

アレクサンダーテクニーク教師の

手塚由美です。 


本番で息が吐けなくて苦しい

生徒さんがレッスンで

本番で息が吐けなくて苦しかった…

と話してくれました。

以前にも一度だけ、そういう経験があり

焦ったそうです。

今回はなんとか切り抜けたそうですが

次の本番でまた同じことが起きたら…

と心配され、レッスンで見ていくことにしました。

まずいつも通りに曲を吹いてもらいました

生徒さんの演奏は柔らかい音で丁寧な演奏でした。

今は起きていない…ということなので

吐けないと思った時のことをもう少し詳し

話していただきました。

話しを聞いて私は緊張した時に起きる

防衛反応かも?と思いました。

ただ本番は生徒さん自身の力で乗り切ったし

以前と今では演奏技術も上がっている!

以前と全く同じではない、と思いながら

いくつか試してみたいことがあったので

提案してました。

息を吐く

以前のレッスンでも呼吸の仕組みについて

レッスンしているのですが

(ブログの最後に腹式呼吸ってどうやるの?の記事があります。ぜひお読みください)

今回は積極的に吸う運動と吐く運動を

徐々に大きくしていくエクササイズを

しました。

このエクササイズの時のポイントは

2つあります。

・息の通り道は思っているより、かなり前にあるということ!

・息を吸ったり、吐いたりする時に目線を同じにしておくこと!

試してみよう

① カウントしながら鼻から吸う息を徐々に増やしていき(2拍から8拍)自分の吸える最大の肋骨の動きを試していきます。

②次に①で吸った最大量の息を吸い、徐々にカウントを短くして吐いていきます(8拍から1拍、半拍)

この時に使いたいのが深層・中層にある筋肉

腹横筋・腹斜筋です。

私もアレクサンダーテクニークを学ぶ前は

腹筋=腹直筋という考えで

体の前の筋肉を使って

吐くことをしていました。

でも実際にパワフルな

仕事をしてくれるのは肋骨と骨盤の間の横側

腹横筋と腹斜筋です!

これを繰り返すと

インナーマッスルを使うことになり

結構ハードでクラクラします。

エクササイズをして

普段息がなくなった!と思っていても

実際にはまだ息が残っていて

もっと吐けることがわかりました。

次は曲を全部fで吹く実験

やってみるといつもよりは疲れるけど

音も安定して吹きやすい! と

生徒さんが自身が気づきました。

そして腹筋をフルに使って吹く!

と考えた途端楽器の構えも変わっていました。

  (腹筋をフルに使うにはどうやって立つか?

  を考えたそうです)

アレクサンダーテクニークの

経験者だったので息と構えが

すぐにつながったようです!

素敵です!

次は曲を全部Pで吹く実験!

やってみるとfより苦しい!

  (吐く筋肉と吸う筋肉が拮抗しているので

  思ったより息が出ていかない)

そしてこれは本番に起きていたことに近い!

と生徒さんが気がつきました。

本番で以前に吐けなくなったことを思い出し

息を吐くのをセーブしていたのかも

しれません。

今 自分はどういう吐き方をしたいのか? 

意識的に選ぶために

アレクサンダーテクニークを使います。

レッスンでは

息の吐き方のバリエーションを自分で

選ぶ練習をしていきました。

最後に脚の動きが自由になったら

呼吸はさらに楽にどんどん音色が響いて

自然な演奏になっていきました。

  呼吸は全身運動!

生徒さんにも実感してもらいました。

呼吸についてはブログをお読みください↓↓↓

お知らせ

てつかゆみの

アレクサンダーテクニーク

超実践ベーシックレッスン

10月27日(日)18:00〜20:30

宇都宮市河内地区市民センター

詳しくはこちら↓↓↓

https://resast.jp/events/370940

単発参加もOKです。

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